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Departmentリサイクル部門

リサイクル部門は当社の業務の半分以上を占め、根幹を支えるものとなっています。土というのは乾いている状態では「土」と言いますが、そこに水が加わったとたん、「汚泥」と呼ばれる産業廃棄物に変わります。当部門では、建設現場で出てくるそんな汚泥を回収し、良質な再生資源として生成して再利用してもらうのです。プラントでは水洗いを行い、その中から砂や砂利などそのまま製品に変えられるものは取り出します。多くのプラントはここまでですが、当社ではさらに泥水になったものを「流動化処理土」に変える処理まで行っています。これは締め固める処理を行わなくても自然に固まる性質を持つため、通常の土を流し込むだけでは強度が保てない部分に活用。亜炭鉱や道路下の空洞、地盤沈下の埋戻し、下水管の閉塞など、まさに見えない部分で役立っています。当社では愛知県のリサイクル材である「あいくる材」として認定を受けており、品質の信頼性としても評価も高いのです。

産業廃棄物中間処理プラント(無機性汚泥)
流動化処理土製造プラント
蓮池改良土センター

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身近な「土」のオールマイティとして
あらゆる土を再生していくことが目標

土というのは、普段生活する上で、それに目を向けることはほとんどないでしょうが、私たちにとってすごく身近にあるものです。家の下にも土があるし、舗装した道路もその下は土です。そんな土としっかり向き合う仕事です。人が汚してしまった土も、人の手できれいに洗い、いろんな工程を経て製品として地球に戻していけるのです。将来的には、鉛やベンゼン、ヒ素などによって汚染された土さえも洗浄してリサイクル処理できるように広げていきたいですね。これからも土のオールマイティとして社会に役立っていきたいと思います。

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