運送（運搬）部門は、会社の中でも心臓部と言っていいほど重要な役割を負います。工事現場と各プラントを結ぶことや、工事に必要な資材の運搬を行っています。大型のダンプというのは、一歩間違えれば大きな凶器になります。ですから安全は第一に考えなければなりません。そして、ダンプはバックするのが仕事なんです。どこの現場でもバックで近づき、ものを上げたり積んだりを後ろから行います。そのときの絶妙な感覚は長年の経験があってこそです。車両にも、例えば水を運べる背の高いダンプ、土を運ぶ一般のダンプ、流動化処理土を運ぶミキサー車などいろんな種類がありますが、現在所有している約60台の工事車両は、常にフル稼働しています。司令塔では、どの車両がどこをどんなスピードで走っているか、どこの駐車場に停車しているかがリアルタイムで把握できます。非常に複雑で、決して簡単なことではありませんが、お客様からの急な要望に合わせて空いている車両を回すなど、柔軟な対応も迅速に行えるわけです。
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ドライバーも連携を大切にし
チームプレイで対応していく
ドライバーは孤独な仕事かと思われがちですが、うちの場合は全くそんなことはありません。どこの現場でも2台や3台で行くことがほとんどですし、常に無線で司令塔と連絡を取り合っています。つまり一匹狼ではやっていけず、チームプレイの連携力が重要となる仕事なのです。こうした連携力も当社の強みにもなっています。また、当社では高齢化に対応するため、高齢になっても働きやすい、女性も働きやすい環境づくりに取り組んでいます。将来的には老若男女が連携して働けることを心がけています。