

土木建築部門では、市役所や愛知県などの行う公共工事や民間工事の仕事を請け負います。インフラやライフラインである道路を作って舗装したり、盛土をしたりといった 作業を、重機を入れて行います。当社は処理プラントなど社内やグループに設備や関連部門を持っていることが強み。他社でここまでできるところはまずありません。この仕事 は、ひとつのプロジェクトに3ヶ月かかるなど、ある程度長期化することが多いです。一人で複数の現場を同時進行をすることは社内で禁止し、終わるまではみっちりとそこに 通い詰めることになります。だからこそ、工程が進み日に日に完成に近づいていくことが喜びに繋がりますし、完成したときの感慨もひとしおです。一方で、現場を円滑に進めていくためのコミュニケーションと、原価管理が難しい部分。工事を進めると想定外の追加工事が出てくることもあり、それにどう対処するかが腕の見せどころです。
地質調査は、建築・土木工事において、設計・施工をするための基礎資料を得るための基本調査です。
主力工事としているさく井工事・地下水低下工事(ウェルポイント、ディープウェル)薬液注入工事などを実施する上で、事前に弊社で地質調査を実施し、その地質・地下水データを基に検討を行い、確実な施工を目指しています。
大型ボーリングマシンを使用し、ボーリングロッドの先端に取り付けたビットを回転させ、NOケーシングで掘削する工法です。掘削には安定液を使用し、これを泥水ポンプでビット先端に送り込み、掘削された土砂を上昇水流によって孔口に運び、排出する。
掘削完了後に杭工法は杭材、さく井工法は井戸管を建て込む。
ウェルポイント工法 この工法は、ウェルポイントという吸水菅(Riserpipe)を地盤中に多数打ち込み、小さな井戸のカーテンを作り真空ポンプで強力に地下水を吸引低下させ、必要な区域の地下水位を低下させると同時に、経済的な軟弱地盤の改良工法として広く普及されています。
ディープウェル工事 従来からの深井戸を工事用に改良した工法で、地下水位の低下、被圧水の減圧、軟弱地盤の改良等に広く普及されています。また、バキュームを併用することで、さらに一層効果的な地下水低下能力を発揮することができ、圧密促進も期待できます。
土壌・地下水汚染調査とは、土地取引等の際に、その土地の汚染の有無あるいは汚染状況を把握するために行われる調査のことで、方法は土壌汚染対策法施行規則(平成14(2002)年)に規定されています。過去から現在までの土地の利用状況から汚染リスクを推定する資料等調査、土地を区画に分割し、各区画における汚染の有無を調べる概況調査、深度方向の汚染状況を把握し、資料等調査及び概況調査の結果を元に汚染箇所を特定する詳細調査であります。
弊社は土地の土壌汚染調査、地下水汚染の調査、汚染土壌の対策工事、汚染地下水の対策工事を各種手掛けております。
薬液注入工法
軟弱地盤や地下水の多い地盤中にボーリングマシン等で設置した注入菅を通して固まる時間を調整できる注入薬剤を土の間隙に注入し、地盤の強度の増強や地下水の遮水等に使用する工法です。
当社においては安全且つ確実な施工を目指し、掘削の補助工法や構造物の保護・改善として役立たせていただいております。
大口径ボーリングマシンにて支持層まで削孔し、鋼管杭や場所打ち杭を設置する工法です。
Commentコメント
教育体制を整えやさしく指導し
仕事の拡大による地域貢献を目指す
土木工事に関しては、家族や友人に「これは俺が作った道路だぞ」と説明しやすいのがいいですね。私も家族を連れて行って、道路なら歩いたり車で通ったりして、その出来栄えを確かめるようにしています。当部門では、従業員の教育体制に力を入れて取り組んでいます。2級土木施工管理技士や、2級機械施工技士の資格が取れるような指導をしながら、仕事を覚えていってもらいます。今後はスタッフを増やし、仕事をもっと請け負えるように拡大することが目標。これまで以上に公共工事を重視しながら、さらに地域に貢献していけたらと考えます。